番組の途中に入るタイムCM枠のこと。「中枠CM」ともいう。

長時間番組などで、番組の途中に入るステーション・ブレーク、およびそこで放送されるCM。通常、中ステブレの前後で提供チェンジが行われる。「中ステ」と略し、「ミッドブレイク（MB）」ともいう。

情報番組などの生番組の中で、やはり生で放送されるCM。「生コマ」ともいう。通常、専門のタレントを起用して、１回ごとに異なった内容を60秒ないし90秒の長さで放送する。

調査対象者に、１週間のテレビ視聴状況を日記形式のアンケートに記入してもらう調査。

→土タテ

広告会社を会員とする社団法人。1950年創立。広告業の経営合理化に関する調査研究や取引の近代化に関する施策の推進、広告倫理向上化運動の実施などの事業に取り組んでいる。「業協（ぎょうきょう）」「JAAA」ともいう。

広告主、媒体社、広告関連会社が参加している社団法人。1974年創立。広告の苦情処理、広告・表示の基準作成、消費者団体などとの調整業務などに取り組んでいる。「JARO（ジャロ）」ともいう。

各業種の広告主で構成された社団法人。1957年創立。広告主の広告活動に関する調査研究、広告倫理の向上や広告取引の適正化、広告活動の効率化などの施策に取り組んでいる。「アド協」「JAA」ともいう。

一般放送事業者を会員とする社団法人。「民放連」と略すことが多い。1951年創立。「放送倫理水準の向上を図り、放送事業を通じて公共の福祉を増進し、その進歩発展を期するとともに、一般放送事業者共通の問題を処理し、あわせて相互の親ぼくと融和を図る」ことを目的としている。

ネットセールスされるCMのこと。「ネットタイム」ともいう。

→キュー信号

テレビCMのタイムセールスの１つで、ネット番組を放送する各局のCM枠をまとめてセールスする方式。

発局を中心に複数の受け局で放送される番組。通常同一時間で放送されることが多いが、異なった時間で放送される場合もある。
→白ネット
→黒ネット

異なる地区のテレビ局（ラジオ局）が番組やニュースをお互いにやりとりするために形成された。
代表的なものとして「ニュースネットワーク」がある。

複数の放送局がニュース、番組、営業などの面での協定をもとに結んだ共同体のこと。単に「系列」ということもある。日本の民放テレビのネットワークは、ニュースネットワークを基本とし、在京キー局ごとに、東京放送系列（JNN）、日本テレビ系列（NNN）、テレビ朝日系列（ANN）、フジテレビ系列（FNS）、テレビ東京系列（TXN） の５系列がある。

ネット番組のネット方式についての原則。各ネット局とも「同一番組、同一時間、同一広告主」の３つをそろえるというもの。この原則を外れたネット方式に「VTRネット」「白ネット」「セミネット」「とびおり」「とびのり」「半黒・半白」などがある。

「年間契約」の略。契約期間が１年間に及ぶCM放送契約のこと。年間を通じてレギュラー的に出稿のある広告主がよく利用する。

6～19時、23～24時の時間帯。

ローカル局がキー局にマイクロ回線で番組や素材を送ること。特にニュース素材の送出に使われる。また、東阪名以外のローカル局が制作発局となり、東京局をネットする番組のことを「上りネット」という。

「ノン・モノローグ」または「ノン・モデュレーション」の略。フィルムのサウンドトラックにセリフやナレーションがない部分。広義には、音声信号のない部分。